
こんな疑問を解決します。
過去にこのようなツイートをしました。
ドルコスト平均法
【定量】ではなく【定額】で時間分散的に投資する手法
【メリット】
投資初期にまとまった資金は必要ない
日々の価格変動に一喜一憂しない
購入単価を平準化
価格上昇、下降、どちらの局面でもスタートできる
【デメリット】
手数料がかかる
売るタイミングが大切になる
— ふみペン☕️ | 20代米国株投資 | 楽天room (@subettenannbo) October 21, 2020
積み立て投資をしている方へ
ドルコスト平均法の知っておきたい注意点✔︎手数料がかさむことがある
【投資信託には関係なし】✔︎売るタイミングによっては損をすることもある
【長期で価格が下がり続けた場合】✔︎短期間で儲けを狙う人には向かない
✔︎短期投資には不向きである
— ふみペン☕️ | 20代米国株投資 | 楽天room (@subettenannbo) October 21, 2020
投資法はドルコスト平均法が一番だ!!と思っている方へ
結論:自分のリスク資産額を明らかにする
ドルコスト平均法は既に投資している後のリスクは縮めることはできない。
積み立てた後半は資産の振れ幅は大きくなりますからね、、そのため、今のうちからリスク許容度を考えておきましょ
— ふみペン☕️ | 20代米国株投資 | 楽天room (@subettenannbo) October 21, 2020
TwitterやSNSなどではドルコスト平均法が最強と唱えている人が多い印象を抱きます。
果たしてドルコスト平均法は初心者にお勧めできるものなのでしょうか?
今日はゆっくり記事で解説していきます。
この記事を書いてる人

- ドルコスト平均法とは何なのか?
- なぜドルコスト平均法を鵜呑みにすると危ないのか?
本記事では「ドルコスト平均法の特徴と危険性」について解説
この記事を読むことで、ドルコスト平均法の良さや注意点とともにおすすめする人を紹介します。
結論から話すと、
- ドルコスト平均法のゴールを見据えておけば初心者でも使える投資手法
- ただし投資機会を失っている可能性があるため、現金の保有を一定額持つことをおすすめ
僕自身「ドルコスト平均法に囚われるけど囚われない投資」が一番最強だと思っています。
Contents
ドルコスト平均法とは

先ほどのツイートでも紹介しましたが、ドルコスト平均法とは、
「定量」ではなく「定額」で一定時間おきに商品を定期的に購入する投資法となってます。
例えば一株10万円とします。
毎月株価は変動するわけでもし定量の投資だったとしたら、一株が15万でも毎月15万円払って買わなければいけません。
しかし、ドルコスト平均法を使えば定額で毎月10万円を払って株や投資信託を購入できるのです。
ドルコスト法のメリットとは

まずはドルコスト法のメリットを話します。
- 投資初期にまとまった資金は必要ない
- 日々の価格変動に一喜一憂しない
- 価格上昇、下落のどの局面でも投資を始めることができる
一つづつ解説します。
投資初期にまとまった資金は必要ない
投資にまとまったお金は必要ありません。
基本的に月に数万円をコツコツ投資していく手法だからです。
具体的には積立NISAなどがこのような手法に適しています。
例えば楽天証券に月3万3333円積立NISAで投資して、それ以外に1万6667円を投資する方法とかですね。


日々の価格変動に一喜一憂しない
日々の価格に目を向けることがなくなります。
なぜなら機械的に投資を行うためです。
自分のお金で自分の裁量で投資を行っていないため、客観的に物事を見れるんですね。


今のうちはいいですが、最低でも値動きの感覚には慣れておくべきですし、全てを機械的に投資できるとは思いません。
後半のデメリットで詳しくは解説します。
価格上昇、下降のどの局面投資を開始できる
価格の上下が激しくても投資を開始できます。
なぜなら基本的に毎月積み立てるのみなので、目の前の金額にビビらずに投資できるからです。
例えば、月に10万円を積立投資するのと一括で120万円を投資するのではどちらが初期の投資ハードルは低そうですか?


そのため、高値や下落の局面においても始めやすいというメリットがあるのです。
ドルコスト法のデメリットとは

続いてドルコスト法のデメリットを紹介します。
機会損失を伴うことがある
株価が下がるのはどういうときかご存知ですか??
詳しくは【投資初心者必見】株式とは?なぜ株価は上がるのかを解説!で解説しています。
簡潔に説明すると
- 需要と供給
- 企業の業績
この二つで株価が下がります。
例えば2020年のコロナによって米国の株価は-34%下落しました。

もし、この時に買い増しすることができていたならあなたの株価は今頃34%の増加を示します。

手数料がかさむことがある
毎回の買い増しを行うため手数料がかかります。
基本的に購入手数料は一回の買う値段が低いほど相対的に高くかかるものです。


売るタイミングが大切になる
売るタイミングが大事になります。
なぜなら、
- 基本的に長期で保有してこそ、旨味が出る投資法だから
- 機会的に買いますため、意思決定が鈍るから
もし最終的なゴールがあるのなら、その時に機械的に買い増した投資信託しかり株を売ることができますか?

そのため、ドルコスト平均法を使っている人は意識的に投資のゴールを見据えて売る練習もしておく必要があります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はドルコスト平均法が必ずしも完璧な投資法ではないこと解説しました。
まとめますと、
- 投資初期にまとまった資金は必要ない
- 日々の価格変動に一喜一憂しない
- 価格上昇、下落のどの局面でも投資を始めることができる
でした。続いて抑えておいて欲しいデメリットとして
- 機会損失を起こすことがある
- 手数料がかさむことがある
- 売るタイミングが大切になる
あくまで、ドルコスト法を否定するわけではありません。
ただし最初にも言ったように、自分は意思決定をできるようにある程度は自分のさじ加減で投資をできるようにしておくことも重要だと思います。
それは同時に投資を勉強する機会を持てるということでもあります。
また、そのために現金は基本的に多めに保有していざというときに対応できるような準備もします。
是非投資信託でドルコスト平均法が全て!!という人は一回立ち止まって、根本から考えてみてはいかがでしょう?
最後まで読んでいただきありがとうございました!