
こんな疑問を解決します。
この記事を書いてる人

- 株式とはそもそも何なのか?
- 株価はどうやって変動しているのか?
本記事では「株式の意味とどのように株価は変動するのか」について解説
この記事を読むことで、株式と株価が上がる意味がわかります。
結論から話すと、
- 株式とは会社が事業を興すために必要な資金を出資した代わりに発行される証明書
- 株価が変動するのは需要と供給の関係で私たちが決めている
Contents
株式とは
株式とは様々なウェブサイトを拝見するとこういうふうに書いてあります。
会社が事業のためのお金を集める手段の1つ
(引用:お金の総合サイト )
であったり
株主から集めた資金に対して発行する証書
(引用:Yahoo!ファイナンス )
株式会社が資金を出資してもらった人に対して発行する証券
(引用:SMBC日興証券 )
と書いてあります。
証券とは「財産法上の権利・義務について記載をした紙片」のことを言います。
つまり、
会社が事業を興すために必要な資金を出資した代わりに発行される証明書
ということですね。
それでは会社の資金調達の代わりの証明書の値段は、どう決定されるのかをこれから解説します。
株式はなぜ変動するのか?気をつけるべきことは?

たとえ企業の業績が良くても、その会社の株を欲しいと思わなければ、値段は上がりません。
そのため大事なのは
- 企業の業績
- 株式の需要と供給
の二つが揃うことです!
ただし気をつけてもらいたいのが、業績はよくないのに人気だけで株価が上がることです。
これは後半の方で説明します。
それでは詳しく説明します。
株価が変動する理由①
株式の需要がある場合は上がる
株価は需要がある場合は右肩上がりに上がり続けます。
上がる手順は
- 株を買いたい人が証券会社に買いたい旨を伝える(注文)
- 証券会社が取引所に買いたい旨をまとめて伝える
- 証券取引所が全ての需要と供給を集めた上で、株式の需要と供給から株価を決定し証券会社に逐一送り届ける
具体例を示すと




つまり、証券取引所に全ての注文が送られて、その需要と供給によって株価は上がったり下がったりします。
なので株価を決定するのは証券取引所ですが、実際決めているのは私たち投資家です。
続いては株価の変動の際に気をつけるべきことを話します。
株価が変動の際に気をつけるべきこと①
会社の業績は必要条件であるが十分条件ではない
会社の業績が悪くても、企業の人気があれば株価は上がります。
なぜなら、その株を持っておけば今は業績が悪くても、将来的には右肩上がりに上昇していき利益を得ることができるからです。
そして注意すべき点が、この予想が外れる時です。




一概に回避方法を表してくれるものはありませんが、指標になるものならあります。
PER(株価収益率)と言われるものです。「一株あたりの利益が株価に対して何倍なのか?」
を表した指標になっています。

図にするとこのようになります。

まとめ
いかがだったでしょうか??
今回はそもそも株式とは何か?どうやって値段が上がるのかを解説しました。
まとめますと
- 株式とは会社が事業を行うために集める資金の変わり
- 株の値段が変動する理由は需要と供給の関係
で株価は上がるんでしたね。
また割高かどうかを示す指標としてPERを説明しました。
一概に「PERが高ければ危ない!」とは言えませんが高いほど、期待を裏切ったときの値下がりが大きくなることは確かです。
そのため初心者の頃はできるだけPERが低いものを買う方がリスクはないです。

初心者の方は一度PERという数値をみてみるといいかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました!