
このような疑問に答えます。

- つみたてNISAと一般NISAの比較
- 実際につみたてNISAをお勧めする人
- つみたてNISAをお勧めできない人
本記事では「積立NISAと一般NISAの概要とお勧めできる人」を解説
この記事を読むことによって、あなたが積立NISAに向いてるのか、一般NISAに向いているのかがわかります。
おすすめしたい人の結論から入ると
- 投資初心者でまとまったお金がない人は積立NISA
- 中長期で備えたい資金がある場合は積立NISA
- 老後資金に備えている人は積立NISA
- 投資経験者でまとまったお金がある人は一般NISA
- 自分のお気に入りのファンドがある人は一般NISA
- 個別株で株主優待を欲しい人は一般NISA
この記事を書いている著者
大学院の時に金持ち父さん貧乏父さんの授業で感銘を受けて投資勉強開始
現在は社会人になって4ヶ月目で130万以上を運用中
Twitterでは米国株式や副業(ブログや楽天ルーム)に関して配信中
Contents
つみたてNISA、一般NISAとは?

そもそも、一般NISAとつみたてNISAの違いはご存知でしょうか?
一般NISAとつみたてNISAの違いを項目別に表にします。
一般NISA | つみたてNISA | |
---|---|---|
対象年齢 | 20歳以上 | 20歳以上 |
非課税期間 | 5年 | 20年 |
限度額 | 年間120万円 | 年間40万円 |
手数料 | 購入手数料は金融機関 、商品によって異なる |
購入時手数料は必ずゼロ |
ロールオーバー | 使用可(10年に伸ばせる) | 使用不可 |
投資方法 | 一括・積立どちらも可 | 積立のみ |
運用商品 | 国内・外国株式・投資信託 ETF、REIT |
投資信託・ETFで 国が指定した商品のみ |
節税メリット | 運用で得た利益は非課税 | 運用で得た利益は非課税 |
資産の引き出し | いつでもできる | いつでもできる |
金融機関の変更 | 年単位であれば可能 | 年単位であれば可能 |


つみたてNISA(ニーサ・小額投資非課税制度)は2018年1月にスタートしました。
そして、抑えておくべきことは「一般NISA口座と択一しなければいけない」ということです。
それでは、つみたてNISAと一般NISAの二つを比較していきましょう。
非課税で投資できる期間と限度額が違う(手数料も違う)
一般NISA | つみたてNISA | |
---|---|---|
非課税期間 | 5年 | 20年 |
限度額 | 年間120万円 | 年間40万円 |
手数料 | 購入手数料は金融機関 ・商品によって異なる※1 |
購入時手数料は必ずゼロ |
ロールオーバー | 使用可(10年に伸ばせる) | 使用不可 |
非課税期間が一般NISAは5年で積立NISAは20年となっています。
また限度額は一般NISAが年間120万円、積立NISAが年間40万円となっています。

手数料も一般NISAではかかる場合がありますが、つみたてNISAでは全て無料です。
※1:楽天証券 やSBI証券、マネックス証券でも以下のETFが手数料無料です

これについてはきちんと説明しないといけないね
ロールオーバーとは?

詳しくはこちらの記事に書いてあるのでご覧ください!
つみたてNISAは投資方法が積立のみ
- まとまった金額を一括で投資
- 積立で投資
できます。つみたてNISAに関しては
- 毎日
- 毎週
- 毎月
- 年2回のボーナス時のみ
積み立てることができます。
ただし積立頻度の選択肢は金融機関によって様々なので要確認です。
参考に、SBI証券でのつみたて頻度と一回あたりの上限金額を載せておきます。
- 毎日コース:1619円(=40万円÷247日)
- 毎週コース:7692円(=40万円÷52週)
- 毎月コース:3万3333円(=40万円÷12ヶ月)

投資対象となる金融商品がつみたてNISAは限られている
先ほどの表でも説明した通り
- 上場株式
- 投資信託
- REIT
- ETF
です。一方でつみたてNISAは
- 金融庁が「長期」「積立」「分散」に適していると判断した投資信託
- 金融庁が「長期」「積立」「分散」に適していると判断したETF
です。

積立NISAは誰におすすめ?

今まで投資をしたことがなく投資を勉強する時間が取れない人
つみたてNISAは先ほど特徴を解説した通り
- 金融庁が厳選した商品
- 自動積立で手間が掛からず、買い付けタイミングの判断もいらない
でした。

本当だったら、約6000本の中から投資商品を選ぶ必要があります。
さらに自動で積立てくれます。
そのため本来は投資を始めたときに投資初心者の方の悩みのタネの一つである

という悩みをもたずに機械的に資産形成を行うことができます。

と思う人もいるかもしれません。
これもちゃんとした「ドルコスト平均法」という投資法に分類されます。
さらに、様々な有名人が「この方法が良い」とお墨付きもあります。
嘘だと思うなら、私がおすすめのウォール街のランダムウォーカーや敗者のゲームを買ってもらっても良いかもです。

収入から投資に回せるお金が少ない

そんな方もつみたてNISAをおすすめします。


つみたてNISAなら無理に投資のハードルを上げる必要もなくなります。
中長期で備えたい資金がある人
NISAは最長でも10年です。
また皆さんもご存知の方もいると思いますが、iDeCo(イデコ)という制度もあります。
※iDeCoに関してはまた詳しくは記事にして解説します
簡単に解説すると、「60歳まで積立ているお金を引き出すことができない」という制度だと覚えておいてください。
ここで例えば

10年後には子供がある程度大きくなります。
そのときに一般NISAはすでに非課税期間が終わっています。
あなたは一般NISAで貯めた資金を残せますか?

じゃあiDeCoはどうでしょうか?

となります。
でも、つみたてNISAは最長20年で10年、15年など資金を貯める期間も選べるため中長期の資産形成に向いているんです。
ただ、気をつけて欲しいのは、自分で期間を決めれるので、短期で運用もできます。
しかし、短期では長期投資の醍醐味である「複利」が生かせません。

単利、複利、現金の3つのパターンをそれぞれ載せています。
結果的に期間が長いほど複利の効果が大きく出るのがわかります。

55歳で老後資金の準備を考えている人
これもiDeCoの掛け金を拠出できるのは60歳までであり55歳で加入しても5年間しかないです。
しかし積立NISAなら10年間利用できます。
そのため老後の資金を集めるためには、つみたてNISAをおすすめします。
一般NISAは誰におすすめ?

続いて一般NISAについて誰がおすすめかを解説します。
投資経験者でまとまったお金がある人
一般NISAは先ほどの説明の通りに
- 投資商品が豊富
- 年間に120万投資が一括や積立で投資ができる
そのため、投資経験がある人は「自分で商品を選ぶ」ことができます。
また、まとまったお金を持っている人は「年間120万円」を満額で一括購入できます。

自分のお気に入りのファンド(投資信託)がある人
一般NISA | つみたてNISA | |
---|---|---|
投資商品 | 国内・外国株式・投資信託 ETF、REIT |
投資信託・ETFで 国が指定した商品のみ |
つみたてNISAで国が指定した183本の投資信託 があります。
その中に自分が投資をしたいものが入っていない場合は一般NISAの方が良いです。



レバレッジ取引は信用取引とも言われ、少ない元手で大きなお金を動かすことができる取引
この反対が現物取引と言います。イラストにしてみますね。

「10万円のお金を払って10万円分の株券を受け取る」これが現物取引です。

「10万円のお金を払って30万円分の株券を受け取る」これが信用取引です。

ただ、初心者は売るタイミングを逃して、多額の損失が出るかもしれないため、お勧めしません。
個別株式を買って優待狙いたい人
積立NISAは投資信託のため会社の株を買って発生する株主優待はでません。


なので、企業から配られる株主優待がつみたてNISAでは配られないんだよね。

もし、「よく買い物に行く企業の優待をもらいお買い物したい人」は、一般NISAを選んだが良いです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ここまでの話をまとめます。
- 非課税で投資できる期間と限度額が違う(手数料も違う)
- つみたてNISAは投資方法がつみたてのみ
- 投資対象となる金融商品がつみたてNISAは限られている
でした。続いて
- 今まで投資をしたことがなく投資を勉強する時間が取れない人
- 収入から投資に回せるお金が少ない
- 中長期で備えたい資金がある人
- 55歳で老後資金の準備を考えている人
でした。また
- 投資経験者でまとまったお金がある人
- 自分のお気に入りのファンド(投資信託)がある人
- 個別株式を買って優待狙いたい人
これからおすすめのつみたてNISAにおすすめの証券口座やデメリットなども解説していきます。
またつみたてNISAをするときのおすすめの銘柄も解説します。
つみたてNISAは小額なので、もっと投資にお金を回したいという方いると思います。
こちらの記事から米国株取引をできる証券会社を紹介しているので、どうぞ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。Twitterもやっているので、よかったら覗きにきにきてください。